Azure Virtual DeskTop(その1)
仕事でAVDを今後触ることになりそうなので、Azureの無償評価版を利用して、AVDを構築してみた。
構成としてはざっくりとこんな感じ
・ユーザは自宅のドメコンからAzureADに同期。
・PC(セッションホスト)がドメインに参加する必要があるのだが、自宅のドメコンと接続させることもできないので、「Azure AD Domain Service」を利用。
AzureADのユーザはADSに同期される。
- 評価版のAzureをサブスクライブ
最近の円安の影響で無償評価で利用できる金額が上がっていた。¥27,000くらいだったかな。その分利用料も上がっているんだろうけど。orz
- リソースグループの新規作成
AVD関係のリソースはあとからまとめて消せるように、専用のリソースグループ「rg-avd」を作成して全部ここに放り込む。
- Vnet作成
専用のVnetとして、「Vnet-avd」を作成。アドレス空間に10.0.0.0/16を割り当て、サブネットは2つ。
- Azure AD Domain Serviceの作成
検索窓に「Azure AD Domain Service」と打ち込んで、「Azure AD Domain Service」をクリック。
その後、新規作成。マネージドドメイン(独自ドメイン)を登録しているからか、ドメイン名はマネージドドメインが勝手に利用された。
- ドメイン管理者アカウントの作成
仮想PC(セッションホスト)をドメインに参加させるときに必要となる、管理者ユーザの作成。同期アカウントを利用すべき気もするが面倒なのでAzureAD上で作成。
その後、AzureADの「AAD DC Administrators」のメンバに加える。(Azure AD Domain Serviceを作成するとできるグループかな?)
- イメージの作成
仮想PCのもととなるイメージを作成。AVDを動かすだけだったら、マーケットプレースにあるやつでいいんだろうけど、業務用ではカスタイズするだろうから適当に仮想マシンを構築。
適当にカスタマイズしたあと、コマンドプロンプトからsysprepを実行。
C:\Windows\System32\Sysprep\sysprep.exe /generalize /oobe /shutdown
そんでもってイメージ化。(イメージ化後は、仮想マシンは消す)
このあと「ホストプール」や「アプリケーショングループ」を作成するのだけど、とりあえずここまで。続きは後日。